Cheap chic!~日々本能のまま~

「生活は簡素に理想は高く」をモットーに、毎日楽しく生きています。基本的に亀更新です。
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  [ 潜心熟慮の春。 ]
2011-03-30(Wed) 21:41:24
車椅子を寄付するアカホシ選手の「これからもずっとっ!」の「ずっと」を言う時の力の入れようも相当気になるけれど、それ以上にハセキョーの「アロマリッチッ」が気になって仕方ないニコさんです。こんにちは。

「アロマリッチ」の滑舌良すぎね?

もとい、滑舌意識しすぎてね?

ものすっごく不自然に聞こえる。ものすっごくクチの動きが気になる。何よりクチの動きが大きすぎる。「アロマリッチ」と言うだけなのに。
確かに、クチを大きく開くと滑舌は良くなるらしいけど。
モデルから女優業に転身した際の苦労が見て取れるようです。

かく言う私も舌が長い…というか、舌の位置が恐らく手前側にあるせいで滑舌が良い方ではないから(悪くもナイけど興奮するとナニ言ってんのか分からなくなる)、おっきく開けて喋る訓練でもすっか。←女優になる気?

そういや歌が下手なヒトもやたらとクチを大きく開けるって音大出身のミクロちゃんが言っていた。

懐かしいトコロでワタさんとかダンキッキとか。

♪クーチを大きくあーけまっしてー 歌ってごーらんアーアイアイアーイ

を地でいっているカンジだったもんね。

あの2人、過去に様々なスターさんを観てきた中でも屈指の歌下手トップだと思う。ダンキッキなんて某音楽祭を客席で観ていたミキティが椅子からズッコケるくらい、出だしからエライコトになっていた。ただ、ダンキッキの歌下手なんて昔から変わんないんだから、ミキティも今更ズッコケる必要あるかー?と思ったけど。

連日、オンナの園ネタで恐縮です。

悪友にょりちが軽度のストレス障害みたくなっちゃって、私達の心の故郷に魅力を感じなくなっちゃったから、気休めかもしれないけど元気付けるために色々やってみたんです。

さっそく効果が出たみたい!お母様と共にオンナの園に行ってきたと報告がありました。ワーイ!ワーイ!

報告を受けてちょっと泣いた…。

お花さん達が交代で自ら義援金を募っていたとかで、にょりちは大層心を慰められたらしい。

スピッツのマサムネ氏然り、今回の地震では、仮に大小を付けるならば直接的に大きな被害はなくて、多少なり関わっているような人達が心的に参ってしまうという事象が起きているみたいですね。
そんなに遠くないトコロで惨状が繰り広げられていれば、明日は我が身といった危機感に怯えるのはムリないのかなと思う。私自身もブルーになって何もしたくない気分に陥ってしまったくらいだし。

物資不足な現状に怯えて買い溜めしたくなるらしい。そのくせ買い物をするのが罪悪と感じるらしい。娯楽に耽るのも申し訳ないと躊躇してしまうらしい。仕事中に地震があったらと思うと家を出られないらしい。ちょっとでも揺れると泣いてしまうらしい。呑気なコトを言っているヒトを心底憎んでしまうらしい。

そんな自分を人間失格だと責めてしまうらしい…。

オンナの園を観劇して、夢を与えるコトの素晴らしさを再認識して、それ以外にも色んなシガラミをや不安や不満を取っ払って輝く笑顔でステージに立つジェ●ヌ達の姿に己を取り戻せそうだ、こんなんじゃダメだわ、頑張って生きるわと、にょりちは言った。

心から嬉しいと思いました。

感情・感受性はヒトそれぞれだから、ナニに怒り、ナニに怯え、ナニに悲しみ、ナニに喜び、ナニを楽しみ、ナニに生き甲斐を見出すかは分からない。同じモノを見ても同じように感じるワケではないし、「え?そんなコトで?」と他人が思うようなモノでも当人にとっては結構辛かったりする。1秒前までニコニコ笑っていても突発的に暗闇へ突入するコトもあろう。

ソレを乗り越えるのは自分自身でしかない。

自分自身でしかない…と分かっていても周囲は助け舟を出したくなっちゃうんですよね。余計なお世話と分かっていても。だって大事なヒトだからさ。普段は超クールなにょりちもネは他人を思いやれる優しいヒトなんだよ。ほっとけない。ケンカになってもイイからコレだけは言いたいと、でしゃばってしまう。どうでも良い相手には本音を隠して当たり障りないコトしか言わない主義。だってどうでもイイもん。相手がホントに私のコトを大事にしてくれているか、友達だと思ってくれているかどうかは些細な言動で分かるもん(コレは余談)。

今回、キムコ、M先輩、みぞん、Dちゃんといった昔からの仲間がにょりちを励ますプロジェクトを立ち上げてくれて、彼女はホントに幸せ者だと実感しました。
勿論、私もその中の1人に含まれております。
東京に行けないのは残念だけど、離れていても心は繋がっている。それはお互いに分かっている。

ちょっとずつ、ちょっとずつ、ストレスが軽減されていけばイイなと思います。季節はもう春。
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  [ 飄々と愛を贈るヒト。 ]
2011-03-28(Mon) 23:59:21
「WEST SIDE STORY」の新人公演でリフを演じたうん太があまりにも本役のブンちゃんに似ていて、「ナニこの子!!激似!!完コピ!?」と驚いた瞬間が、確か私がうん太を強く認識したキッカケだったと思います。

まだヒヨヒヨナヨナヨしていて、とてもじゃないけど男役っぽくなかった。言動も、クール…とまではいかないけれど少し冷めていて、関東人らしいスマートさとストレートさとを併せ持ち、それでいてやんちゃで甘えん坊ぽくて、如何にもシュッとした現代っ子といった風貌。
こういっちゃなんだけど、やる気があるのかナイのかイマイチ分からないような若手スターだった。

当時、1期上のカヨちゃんと代わる代わる新人公演の主役を務め、バウ初主演もカヨちゃんとのW主演と、うん太は常にカヨちゃんと対比される位置にあった。
周りの評判でいくと、ノーブルな雰囲気で柔らかさと気品をまとったカヨちゃんの方が俄然人気が高かったのだけど、私はうん太の方が好きだった。大好きなブンちゃんに容貌が似ていたから…というのも多分にあったと思うけれど、単に容貌が似ているだけではなく、ナヨナヨヒヨヒヨしていて荒削りなうん太に未知数の可能性を感じていたからに他ならない。
カヨちゃんはとてもキレイで上手だったものの、その頃から芸達者と呼ばれていた同期のキリヤさんやユミオのような大胆さ・奔放さはなく、「カヨちゃんならこのくらいやるだろうな」的な、ある種予想がつく芸風だったのです。すなわち、面白い役者さんではなかった。

成長過程を見られるというのもあの世界の楽しみのヒトツであるからして、「キレイだし、上手だけど、無難だよね」といったタイプは残念ながらファンが増えにくい。

その点でも、うん太が有利だった気がします。天性のスターとしての素質も、僅差でうん太の方が優れていたように思う。

何より、うん太にはハートがあった。コレは昔から変わっていない。

役にハートをこめるのは、古今東西どのタカラジェ●ヌも同じ。歌う時も、踊る時も、役を演じる時も、彼女達は舞台では常にハートを大事にしていると言う。そのように躾けられている。

ただ、うん太の場合、普段が飄々と淡々としているように見えるだけに、舞台上でイキイキ演じている姿が意外で、「この子、面白いなあ」といった印象をどんどん重ねていった記憶がある。

そう。うん太の魅力はギャップ。

今まで演じた中で好きな役を聞かれ、「小野篁」と答えるのもギャップ。
基本的に髪を明るく染めないのもギャップ。
上級生が退団する度に号泣するのもギャップ。
「EXCITER!」のような躍動的なショーを好むのもギャップ。
歯の浮くようなキザなセリフが妙に嵌まるのもギャップ。

色んなギャップ=意外性を周囲に与え続け、うん太は退団していく。

うん太が演じた役では、私も小野篁が断トツに好きです。

オッチーが「静の役。マトブさんには難しいよ」と言ったくらい、本当に静かな役で、耐え忍ぶからこそ悲しみが増し、悲しい結末へと至るラストは何回観ても泣けて泣けて仕方なかった(今観ても泣ける!)。
それでいて心が優しくなれる不思議な作品でした。
観劇歴24年で10本の指に入るくらい好きなお芝居です。

花1に就任した後は、芝居作品にあまり恵まれなかったように思う。ショーも、Dちゃんセンセの作品は別として、あまりパッとしなかった。
そんな中で、「麗しのサブリナ」のライナスはうん太の魅力を存分に引き出したハマリ役だといえよう。意地っ張りだけど優しくて弟思いのライナス。策士が策におぼれるうっかり者の一面あり、恋に不器用なカンジもうん太っぽくて可愛かった。
そして退団作品「愛のプレリュード」のフレディ。まさに充て役と呼べるくらいうん太にピッタリの、軽薄に見えて硬派、口は悪いけれどネは優しい、零れ落ちそうな流し目に気障な立ち居振る舞いなど、これでもかこれでもかとうん太の完成された男役像を放出してくれた役だった。

座付き作者が創る作品は、様々なしがらみの下に成り立っているコトから、必ずしも主演者や組の特性を活かした作品ばかりとは限らない。
うん太は贔屓目に見ても芸達者と呼べないだけに、広い空間を埋めるのは大変だったのではないかと思う。
サクラノさんも去り、途中から新たな相手役を迎えて精神的負担もあったのではないだろうかと、蛇足的に考えてしまう。
そんな環境をモノともしない飄々とした愛らしさがうん太にフワフワとつきまとっている。いつ観ても、ニコニコ楽しそうに、シュッとした様子で何となくチカラを入れ過ぎずに、いい塩梅で舞台に立っているのがうん太だと思う。

何より、キレイなんです。すごくキレイ。クセのないキレイさというのは稀有。このキレイさをターバンで包むお披露目公演って!!客呼ぶ気ねーだろ!んで右京って!バカー!!右京で歌われても!あの透明感のある歌声で右京っぽく歌われてもー!!笑いしか起きねーんだよ!バカー!客入んなくてもうん太だけのせいじゃないわい!

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さすがに「相棒」画像は載せないでおく。右京もヘンだけど、相棒も相当変だから。ソウ君の名誉にかけて。

初観劇でうん太に嵌まったニャオちゃんが(正式には二度目で嵌まったコトになるんだけど)、この間のお月さんを観て、「最初に観たのが野獣のマトブさんだったら嵌まらんかったわ…」と言った点からも、役ドコロが如何に大事かと言うのがアリアリ分かる。

そういうとこ、これからはちゃんと考えた方がイイよ。タカラの持ち腐れしちゃダメだよ、ホント。

初舞台公演が震災の年、退団公演も震災の年と、計らずも震災に縁のあるうん太ですが、サヨナラ公演に大きな影響が出なくて良かった。それでも、関東出身者ですから、日々穏やかでないかもしれない。そんな状況下でもうん太は最後まで飄々&淡々と演じ続けるのでしょう。沢山のハートを客席に投げかけながら。

うん太、卒業おめでとう~。
ニャオちゃんのために、これからもボチボチとメディアで活躍して下さいな!
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  [ ONE!ビバ!草やん! ]
2011-03-27(Sun) 23:55:26
画像は大劇のタコ焼き~。お連れすると必ずと言ってイイほど皆嵌まる。ミクロちゃんもにょりちもキムコも、そしてニャオちゃんも。

ニャオちゃん自ら普段から「凝り性(の飽き性)」そして「現在おかしいくらいの食欲」と言うだけあって、このタコ焼きにも凄かった。開演前に食べて、私なんかはお腹イッパイになっていたのだけど、ニャオちゃんは幕間にオニギリを食べて、終演後に「また(タコ焼き)食べる?」などとシレッと言ってくるもんだから、どっひゃあ!

うん…そんなに要らない。好きだけど1回の観劇に1回食べたら満足…。

そして食欲!

さて、ニャオちゃん初のタカラ●カ観劇から1ヶ月余り、この間既に4度も足を運んで楽&サヨナラショー&お見送りまで経験して、どっぷり女の園に嵌まった感のあるニャオちゃんですが、この度のお月さん=キリヤさんにはどっぷり嵌まらなかったという。想定内。

玄人受けするキリヤさんですが、特徴として殆ど誰からも嫌われないという取柄もあるため(あの毒舌ミクロちゃんですら「個性的な声やけど歌が上手やな。踊りも上手い。往年の男役ってカンジやな」と褒めるくらいですから)、ニャオちゃん曰く「キライじゃない」。

キライじゃない!!

なんてなんて高飛車~なご意見!あの芸達者キリヤさんを、外部評論家を、そして海外の演出家や振付家をも唸らす巧者キリヤさんを「キライじゃない」とは!そこそこ魅力的だが付き合うほどでもない程度のオトコを理由もなく断る時に苦肉の策でモテオンナが呟く台詞「キライじゃない」。この響きには、“キライじゃないのー!!!でも好きでもないのーーー!困っちゃうー!クネクネナヨナヨイジイジ…!!”のイメージがあるじゃないかー!!

でも、次の花1になる蘭とむの舞台写真を見て「ナニ、このアゴ!えー!ムリー!」と嫌悪感を丸出しにしていた姿からすると、「キライじゃない」は充分と言えよう。舞台姿を観てもいないのに「ムリ」と言われる蘭とむよ…彼女に幸アレ。まあ、実際に観てもニャオちゃんには合わないような気がするけど。私は声がダメなんです。いちお、お披露目作品は超大作だし、観に行く?

ところで、ニャオちゃんはずーっとキリヤさんを観て「鼻の穴…」と思っていたらしい。

正しい!その感想、合ってる!!何故か腹が立たないのは悪意を感じないからだ!

ナンとはなく、キリヤさんには好意を示してくれているような気がするぜ。蘭とむの感想を聞いたから余計そう思うぜ。

鼻の穴が目立つのはアオノさんも一緒で、2人ともファルコンちっくだと思う私であった。但し、アオノさんのソレは今はいないシジョウさんのソレと近く、恐竜顔なのだ。キリヤさんの場合は、鼻が平仮名の“く”の字になっていて、横顔がものすっごくキレイなのだ。正面より横顔、もしくは左斜め30度で映すと良い。しかし、舞台では常に横顔で居るワケにゃいかない。

月2と3(事実上、W2番手)はアイドルちっく故、ファンが多いのであるが、ニャオちゃんのお眼鏡にかなったのはアスミさんの方であった。コレには激しく納得。私もアスミさんの方が好き。

こんなコト書くと色んなヒトに「ファンか!」と怒られるのでいつもビクビクもんですが、私にだって好みがあるのは仕方ない。やはり、ツウですから、芸達者で華のあるヒトが観たいに越したコトはないワケです。若しくは、ザ・タカ●ヅカと言えるような完成された男役、クッサイクッサイくらいのキザな男役が宜しい。

リュウさんは、カッコイイとは思うものの、ナンかなーナンだかなー、爽やか過ぎるというかなー、コレは好みの問題なんだよなー。巧いとは思うんですけどね。こじんまりしているというかね。今後に期待ですね。


お芝居は、原作に基づいた音楽劇で、歌!歌!歌!のオンパレードでした。
相変わらないお月さんのコロスの弱さに残念になりつつ(それでも少しは成長したかも)、群舞の完成度には感心しつつ、キリヤさんの出番の遅さと少なさに「鳳凰伝」のハナフサさんを思い出しつつ、アオノさんにツキカゲさんやホシナさんの面影を重ねつつ、まったり鑑賞。
アスミさんの役が美味しいなあ。いいポジションだなあ。
キレの良いキリュウさんのダンス、憎たらしいセイジョウさんの娘役など、個人的な見所も満載でした。
セイジョウさんとドウカさん、子供受けヨシ。

ただ、まったりとし過ぎている上に、野獣とベルとの絡みも少なすぎるし、全体的に私には物足りないお芝居でした。

一方、「ONE」というコーラスラインのようなタイトルのショーですが。

草やん!!草やん!!

ブラボー!!

「絢爛」を超える彼のショー作品はナイと思っていたけれど、超えないまでも同等くらいの勢いはあったよ。

使用曲は「使い回し…」と思うモノが時々あったけれど、シチュエーションが全然違うから許す。何より城センセの主題歌が素晴らしい!草やんの詞がすんばらしー!

ちょっと抜粋。

♪ONE 新しい日
 ONE 新しい朝
 ONE 新しい風
 ONE 新しい旅
 ONE 世界のスタート
 ONE 世界は今
 ONE 一からのステップ
 ONE 始まりの日

 だから 
 ONE そしてONE
 ONE 皆ONE
 ONE いつもONE
 愛は愛を結び 世界はいつか
 ONE 手と手ONE
 ONE 空にONE
 あなたと私 一つになれば
 命ONE 生まれONE 涙ONE
 ONE! だからONE 
 そしてONE

なんてイイ曲なんだー!世界はヒトツって!!壮大なテーマだぞ、草やん!さすが平和主義!

平和主義と言えば、天秤座O型の私は平和主義の代表格なのですが、キリヤさんも私と全く同じなのだった。余談です。

あまりに気に入りすぎて、早々リピートして来ました。
自主的リピとか超久しぶり。皆にも驚かれた。

ショーは最初から最後までハイスピードで、ちょっとコテコテ過ぎる感もあるけど、2回観ても内容的に久々めっちゃ良かったヨ。
特に、チャイコフスキーのピアノコンチェルトNo.1に乗せてキリヤさん達ダンサー陣が優雅に踊る場面。シンプルな装置の中、ヒトリ踊るキリヤさん。あの広いステージの中でヒトリ踊るって、コレはもうスゴイコトなのである。しかも、ユニコーンの場面でもヒトリで踊っていた。間を持たせられるトップスター、恐るべし。ユズキさんもだけど。

ピアノコンチェルトNo.1の場面では、その昔のお花さんでナツメさんやキャルさんらがガーシュウィンの曲に合わせて黒鍵と白鍵のダンスを踊った場面を思い出して涙。振付のミオリ先生はあの頃もう退団されてましたっけ?

ユニコーンはダンスが斬新。流麗。
Dちゃんが好みそうなストーリー仕立てだなあと思ったのですが、年季の入った草やんならではのロマンがちりばめられていて、これまた簡素なセットが効果的で涙をそそる。ショーで心揺さぶられて涙するとか、サヨナラショーじゃあるまいし、なかなかナイよ。とはいえ、これまでミキティや草やんのショーでは結構胸を揺さぶられている私。
ここの振付は上島センセですね。難易度高過ぎるやろ。

概ね、この2つの場面にビビビと来て、「また観たい!」となった次第。それで、今日また観てみて、全体的に凄く好きなショーだと思った。コッテコテなのだけど、温かい。優しい。愛に満ち溢れている。

良いショーに出合って良かったネ、キリヤさん。

毎回思うけれど、主演がダンサー同士というのは映えますね。アオノさんは決して歌が上手い方ではないけれど、そこそこ歌えれば上手なキリヤさんがリードしてくれるもんだけど、ダンスはそうはいかないですからね。名手と呼ばれる程のとびっきりのダンサーには、アオノさんレベルを持ってきてくれなきゃ困る。
そう考えると、相手役さんのチョイスは間違っていなかったのでは?と思う。

キリヤさんが上に立ってからというもの、お月さんのダンスレベルアップ=難易度の高さには驚くばかり。
今回の黒燕尾群舞にしろ、キリヤ&アオノのダンスにしろ、先生方が「こんなの踊れる?」「コレもやっちゃう?」と無理難題言ってきているように見えるんだわー。

さて、この作品で退団するキリュウさんがエトワールとして登場した時、泣けて泣けて仕方なかった。優しいよー草やん。キリュウさんはダンサーなのにこのような花道を作ってあげるなんて、どんだけ太っ腹なんだ!草やん!

何処に居ても卓越した動きで目立っていたキリュウさん、彼女が抜けるコトでお月さんのダンス力が低下しないのを願うばかりです。せめてキリヤさんと一緒に退団して欲しかったけど、うん…キリュウさんのキモチは多分分かる。リョウガさんが辞めた時点で予感はしていたから。


なんやかんや長文ですが、驚くな、この作品はあともう1回行くつもり。
しかし、誤解するな、私は別にキリヤさんファンではない。好きだけど。
あくまで作品と出演者の質重視なのです。
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  [ 強いヒト。 ]
2011-03-26(Sat) 23:02:30
オンナだらけのカンパニーに深く関わる前、若くてハツラツとしたキリヤさんのコトを、「真っ直ぐな瞳で思い切りのイイ演技をするヒトだなあ」と思っていました。

演技。

あの世界では、歌って踊って芝居して、所作してアドリブを利かせて見得を切って…と、実に幅広い部分を指します。
特に、歌って踊って芝居が出来る巧者を“3拍子揃っている”と評し、その上スター性も備わっているとなれば、まさに舞台の申し子、将来を約束されたも同然。

キリヤさんは常にそのようなヒトでした。

音楽学校を首席で卒業し、研1の時には阪急沿線のイメージガールに起用、研3で新公の主演に抜擢、選抜された海外公演にスター格で出演するなど、前途洋洋。
往年の名女優のようなパーツの濃い風貌は、多少個性的ではあるけれど、決して邪魔にならない個性、むしろ美貌とも称される個性で、舞台人として恵まれている。
背はそれほど高くなく、スタイルも決して良くはないけれど、ひとたびステージに立てば見目麗しく映えるのは不思議でもナンでもなく、堂々とした立ち居振る舞いのせい。

そんな自信に満ち溢れた舞台人キリヤさんの素顔は、非常にユニークで典型的関西人と言えるほどサービス精神旺盛で、且つ賢い。何度かお話をした際に、「このヒトはサラリと交わしているけれど、とてもマジメで賢いんだなあ」と思ったモノ。それでいて、デリケートな部分もあるのだと気付いたのは、膠原病を患った頃に飼い始めたワンちゃんのエピソードを聞いた時。

“鳳蘭の再来”と謳われ、踊らせればバレエダンサーのように華麗で軽やかで美しく、歌わせれば魂のこもった熱い美声を朗々と披露し、緩急付いた演技でどんな難役どんな難場面でも余裕でこなすキリヤさんも、病気の前には気弱になってしまうのだと知り、胸がキュンとなったコトを思い出します。
病気を克服し、大劇のステージに復活した時にはまたまたウルッときて、稽古場に集合するキリヤさんを見てM先輩と2人で「良かったネー」と喜び合った。

そのキリヤさんが頂点に上り詰めたスピードは決して早くない。
厳しい時代にいたと思う。有望株が次々抜擢されては挫けてイチ抜けていく、若手スターがひしめく時代において、キリヤさんが歩んでいたのはイバラの道だったと思う。
自分より実力も華もないヒト達が運良く頂点に上るのをどのような思いで見ていたかは知らない。

それでも、コツコツと努力し、与えられた役目を一生懸命こなし、いつも笑顔で楽しく周囲を盛り上げるヒト。

それがキリヤさんです。

そこが、ここ数年でイチバンの苦労人と言えるアランさんと被る。

キリヤさんとアランさんは似ている。けれど、キリヤさんの方が真の意味で芯が太く強く明るい気がする。お姉さんが四季で苦労されているから余計そうなのかも。エンタメで頂点を極めるには芸だけではダメなのだと達観している気がする。

sukapin.jpgそのキリヤさんのお披露目作品は、奇遇にもかつてアランさんが演じた役。
アランさんも良かったけれど、キリヤさんも良かった。劇的な主題歌を歌い上げる度にこみ上げるモノがあった。ショーブランは断然ユズキさんのが良かったけれど(余談)。

コスチュームプレイでの冒険活劇は、芸達者によく似合う。
ユニークな場面も、芸達者には難なく似合う。
壮大なテーマの歌と群舞も、芸達者には余裕で似合う。

しかも、キリヤさんの芸達者ぶりは昔から飽きが来ない。
優等生なのに、あまりそのようなカンジを受けないのは、キリヤさんが極めてサラッとしているトコロ、威風堂々としているトコロ、謙虚であるトコロ、ストイックなくせして苦労話をあまり多く語らないトコロにあるかもしれません。

頂点に立ってからの彼女を数作品観てきましたが、大劇お披露目の時に「あ、なんかつまんないカンジになっちゃってる?大丈夫か?」と感じていた部分が、段々削ぎ落とされてきている気がする。

周囲からの期待値が高いヒトだし、満を持しての登壇だから、最初はそれがプレッシャーになっていたのかもしれない。

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芸達者には常に難しい役が与えられる。
歌って踊ってステージ狭しと駆け回って、ヒトリで空間を埋めて。
時にはインパクト重視で為所のない役も。今回のように。

巧く演っても当たり前と思われる程度だけど、ちょっとコケでもしたら「どしたん」とバッシングされる。

その難しい課題をヒトツヒトツ乗り越える毎に、キリヤさんは確実にパワーアップするのだ。

あと、被り物多くね?
時代モノ(歴史モノ)も多くね?
現代調のストレートプレイとかやらせてあげてくんね?

ま、大病をしたキリヤさんは誰よりも命の大切さを実感しているヒトだし、ステージに立てるコトが楽しい嬉しいと感謝でイッパイだろうし、どんな役でもヒョイヒョイこなしていくのでしょうけどね。水面下では必死に足を動かしていたとしても、カオは涼やかにね。

なんだ、コレは。急にキリヤさん賛歌みたくなっちゃった。

コレ読んで喜ぶのはにょりちとカッパ嬢とNさんくらいだな。

にょりち、大好きなキリヤさんやキリュウさんの舞台を観て元気出してネ!残念ながらお花さんは観られないかもだけど、お月さんは観られますように…。
キリヤさん、1ステージ終える毎に、重たい羽背負ったままメッセージを送り続けているんだよー。エールを贈っているんだよー。「こんな時だからこそ、夢のある舞台を観に来て下さい」って力強く言っていたよー。

どうか、にょりちに届きますように。あの世界に触れて夢を取り戻しますように。
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  [ 地震、その後。 ]
2011-03-16(Wed) 22:19:06
11日に発生した、東北太平洋沖大震災から5日が経過しようとしています。

この間起きているコトが現実とは思えず、被災地の惨状は目に痛く、刻一刻と深刻化する被災者の生活に胸を痛め、何も出来ない自分がもどかしくて心苦しくて無力で、ひたすら吐息しか出ないカンジで。

加熱する民放の報道三昧に途中ウンザリし、震災以外のオンエアはないのか!と本気で怒ったコトも。

特にフジテレビ系列の下品さ、無神経さに本気で腹が立った。久しぶりに苦情電話を架けそうになった。回線がパンクしている時にする行動じゃないわと自制。

「今のキモチはどうですか?」と不躾で酷な質問を被災者に平気で放つレポーター、「被災地の皆さんは寒くないんですか!?」などのバカバカしい質問で現場レポーターの声を高圧的にさえぎるキャスター、スタジオで今何故ヘルメットを被っているのか?バックヤードは何故ヘルメットじゃないのか?などの大げさなパフォーマンス、不安を煽るような神妙過ぎる表情、とにかく激しい自己主張の数々に萎えてしまう。母が、「震災や天災の報道はNHKに限る」と言っていたのも納得。

所詮、民放は民間企業でしかない、こんな時にも視聴率合戦なのかと呆れるくらいに痛感しました。

そして、そんな風に感じる自分の心が相当荒んでいるコトに気付く。

だから、意識的に民放の報道は観ないように努めたりして。録画していたドラマを片っ端から観たりして。

停電、火災、放射能、余震、通勤災害、物資不足、電力不足、通信不足、行方不明者、ペット、もうホントにムリ。

私はこんなトコロでチンタラしていてイイの?

殆ど誰もが過ぎる疑問だと思う。何かお役に立てないのか?

皆がツイッターで呟く。悲鳴にも似た呟き。

「避難場所にいらっしゃる方々が、順番にカメラに向かって無事をコメントする放送番組は出来ないだろうか?一つ一つの避難場所を地道に廻ってそれを放送してくれる放送局はありませんか?」

「私たち被災者が知りたいのは過去の被害ではありません!明日から生きるための救援物資や給水の配給場所、今後のライフラインの復旧予定です!沢山の局で同じ過去の映像を流すより1局でもいいのでそういった情報を流してください」

「こんなにチャンネルがあるんだから例えばNHKのBSの3chはそれぞれ広域、会見、安否とかに分けてたえずリアル情報を配信して欲しい。BSは他にも一杯あるし、一つは交通に特化して欲しい。地上波ももちろん工夫が欲しい。災害報道に過度な演出は必要ないと思う」


同じように感じているヒトが沢山いるんだ、私の考えはおかしくないんだと勇気付けられました。

被災地で、ツイッターに助けられたというヒトが多数いらっしゃるそうだけど、助けられたのは私も同じ。

折りしも、連日の報道で大惨事を目の当たりにして己の無力さに絶望する若者が多発していると聞く。震災の余波が思った以上に根深く、恐ろしげな情報ばかり入ってくる割には何も出来ない、どうするコトも出来ないという実態が受け入れ難く、やり切れなさに押し潰されてしまうのだという。思えば私も同様の状態になりかけていたかもしれない。ツイッターで拡散に励むのだけど、こんなコトをして何になるのだという疑問も沸いて来て、被災者の皆さんが実際どのように感じておられるのか分からない、迷惑かもしれないのに一体自分はナニを無駄なコトを、バカじゃなかろうか、「一方通行」「ヒトリヨガリ」「エゴ」といったマイナスな考えが次々浮かぶ。

そんな時に、こんな呟きに出会った。

「被災地のために自分は何も出来ていないと自分を責めているひとたち、復興への手助けは早押しクイズではないと思います。これから何ヶ月にも渡って復興に向けての活動が続きますから、長い目で僕たちにできることを探したいですよね。僕も自分にできることを考え続けています」

ハッとさせられた。

そうだ、私は無力なんかじゃないよ。変わらぬ日常を精一杯生きればイイんだよ。電力にはならないかもしれないけど、節電して余ったお金を義援金に代えさせて貰うとか、ちょっとずつちょっとずつ積み重ねていけばいいんだよと、改めて気付かされた。

痛みを堪えるには、自分をしっかり持っていないといけません。

所詮、人生の主役は自分。誰も守ってはくれない。自分は自分。自分がやられているのに、他を支えるコトなんて出来ない。キレイゴトじゃないんだもん。

自分自身を強く保てるようにコントロールして、背伸びせず、等身大の自分が出来るコトから始めていけばイイのだと思います。

とりあえず、義援金と節電。
ツイッターで情報の共有、励ましのRT。批判している場合じゃない。

☆被災地の方のツイッター
「宮城に居る者です。テレビもネットも無いこの環境で、ツイッター皆さんの情報、励ましの一言、癒しの写真一枚が涙が出る位嬉しいです。この感謝を1人でも多くの人に伝えたいので拡散して欲しいです。本当に、本当にありがとうございます」


こんな風に思ってくれるヒトもいるんだから。頑張っていこう。1人の力が幾重にも重なれば大きなパワーになると信じて。
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  [ 天災の恐怖。 ]
2011-03-11(Fri) 23:22:22
宮城、茨城を始めとする東北・関東一円の皆様、その影響を受ける全ての地域の皆様、どうかご無事でありますように、被害がこれ以上拡がりませんようにと願ってやみません。

ネッ友さん方はご無事でしょうか?ツイを読んで安否確認出来る度にホッとする。

友達が数名、関東地方に住んでいるので、心配で仕方ない。
こんな時にどうかなと思いつつメールをしたのだけど、返事がないヒトもいたりして、モヤモヤソワソワして気が気でない。

にょりちは出向先から電車で直帰しようとしていて早々に足止めを喰らい、徒歩で3~4時間かけて自宅へ帰り、みぞんは会社に残留。
ヤコちゃんは市内の某地に避難している。
避難所はだいぶ寒いらしい。不安らしい。怖いらしい。凄く分かる。だって、阪神地域に住む者だもの。

東京のヒトは割と穏やかなんだって。にょりちは歩きながら色んなヒトとハナシをしたそう。色んなトコロでお茶や飲み物を貰ったのだそう。色んなヒトがガードしてくれたのだそう。案外歩いているヒトが多くて寂しくなかったのだそう。

こりゃ全然平気だなと思いながら家へ着いたら、玄関先に飛び出してきたお母様がにょりちを抱きしめてくれて、途端にドドーッと涙が出たんだって。

身近なヒトと無事に再会出来る幸せ、コレに尽きると思う。天災において無上の喜びがコレだと思う。

私は今日オフだったので、珍しく何処にも行かず、自宅で副業カンケイの調べ物をしながらサスペンスの再放送を観ていたら、突然の揺れ。
最初、「ん?めまい?」と顔を上げたら、またクラーッときて、「やっぱ、めまい?仕事し過ぎたかなあ、めっちゃめまいやん」と思ったのも束の間、ふと見ると電気の紐、カーテンがガッサー揺れていて、グラグラグラグラ横揺れ。物凄い揺れ。めっちゃ揺れてんの、自分が。
相当怯えて、「ぎゃー!お父さん!!」と叫んだクチ。父は呑気なもんで、「おっ?地震か?こりゃスゴイなー」なんて言うから全くアテにならず。
かつてのトラウマがあるせいか、地震にはイヨーに反応するんです。
同様の姉にすぐ電話して、2人でギャアギャア騒いで、とりあえず双方無事だと確認して、安心して電話を切って。
離れた場所にいた母からもメールが来て、安心して。

その後、テレビはずっと震災の特番、あちこちで火災、余震、津波、倒壊、もうムリ!もうやめて神様!って泣きそうになって、多分ちょっと本気で泣いた。テレビの映像が怖くて、コレは絶対に現実ではないって、映画かナニかに違いないって思うようなカンジで。

気付けば近年最大規模の地震という発表。マグニチュード8.8って。尋常じゃないよ。脅威だよ。地盤の問題かナンか知らないけど、後からそんな解説されたって役に立たないじゃないか。危険予知してくれないとイミがないんだよー災害はー。

震源地から離れている関西でも相当揺れたし、しかも長かったし、最初の宮城でドッカーン、次の茨城でまたグラグラ…、余震とか津波危険とか避難勧告とか報道で流れる度に、怖くて怖てて仕方ないデス。

被災地の方々の不安と恐怖たるや幾許か?と案じてやまない。

書きたいコトはもっともっとあるけど、まとまらなくて困る。思いが溢れて困る。

とにかく、イチバン言いたいのは、皆さんがどうかご無事でありますように。コレ以上被害が拡がりませんように。尊い命が奪われていきませんようにというコトです。

神様、どうぞ宜しくお願いします。
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  [ 確固たる思想。 ]
2011-03-06(Sun) 23:48:18
2月某日のハナシですが、なんばパークスで開催していた「開高健展」へ行って来ました。withキムコ。

太宰、谷崎、そして芥川派のワタクシは、開高本に出合ってまだ2年というビギナーでありながら、闇シリーズにすっかり魅されてしまった次第。今や、闇シリーズの表紙を見るだけでウルウルしそうになる次第。「パニック」とか「日本三文オペラ」といった作品も然ることながら、私はやはりベトナム戦争の影響を色濃く落とす闇シリーズが好き。あの結末のない、延々と彷徨う闇のカンジが哲学的な気がして凄く好きなのです。戦争映画はキライだけれど、戦後の復興や醜態を描いたモノは好きなので、この辺りが自身の好みを反映しているなあと思う。

本来、哲学というのは、臆見や迷妄を超えた真理認識から始まった学問なのですが、個人的に開高健の作品にはそれら…本来あるべき哲学の意義…をコチラに問うようにグイグイ迫ってくる勢いがあって、その勢いにひたすら圧倒されてしまう。戦後という暗さにあっても、骨太な、雄大な、豪胆な印象が悲哀よりも強く得られるような。人間の執着や本質みたいなモノが彼の本には存在する。そういう雰囲気に頗る弱い上に、結末が無造作に放り出されているものだから、両々相俟って、どうしても涙してしまうというワケです。

余談ですが、私は結構涙腺が弱い。

映画を観てもドラマを観ても本を読んでも音楽を聴いても、他のヒトが「なんで?」と思うようなトコロでウルーッ、グーッとキテしまう。一応堪えるんですけど。思い入れの強いモノほどその傾向が顕著。「ハリポタ最終章前編」では予告だけで既に号泣、フラグでも号泣。「泣けたね!」と言ってもキョトンとされるコトが多いし、「何処に泣くとこあった?」ともよく聞かれるし、以前はいちいちその理由を熱弁していたのだけど、言ってもあまり共感して貰えないので、今では理解を得るのは諦めてコソッと泣くようにしている。勿論、ハナから泣けるような対象物だと皆たいてい泣いているので、そういう時は分かち合いますけどネ。なんてーの?理解不能な私ならではの感動部分が孤立してる場合のハナシなのですヨ。

ところで、開高健は幅広い層から支持を得ている作家として知られています。特に男性に好かれ易いと思う。

私は極めて男性的な性格をしている(らしい)ので、彼に惹かれるのもムリはないとキムコが言う。ただ、前にも書いたけど、昔は開高健の良さがちっとも理解出来なかった。最近になって分かるようになったのは、漸く私のアタマが追いついてきたからか?孤独についてある程度の解釈が出来たせいか?(以前の記事参照→コチラをクリック☆)。

恐らく、学生の頃と違って、社会的事業(集団組織)という、矛盾悪が最も目立つ世界を経験しているコトが影響しているのだと思う。

開高健の作品を読んでいると、大きな組織を軸にして、ウワッと盛り上がった後に衰退していくサマを描いているモノが多く、彼自身の執着とか思想とか、物凄くエネルギッシュに伝わってくるのです。顔も凄くエネルギッシュ。

開高展では、同人誌時代、コピーライター時代、作家活動時代と、様々な分野で書いていたヒストリーを一望出来たのだけど、濃い年表を見れば見るほど、生涯をひたすら執筆に生きた彼の「思想を書くコト」への執念が強く感じられました。

会場を後にしながら、「一生かけてもこんなに書けない」と、キムコと言い合う。たかが2つ3つの作品にヒーヒー言ってるようでは、とてもとても。

文豪と自分とを比べるなというカンジだけど、やはりスゴイわ。レベルが違うわ。私は凡人だわ。社会に居て様々な矛盾を感じていても、幾ら論じるのが好きでも、誰彼構わず論破出来ないし、しようとも思わない。そもそも、あそこまで正攻法なスタイルで己が思想を物語に乗せるコトが出来ない。

私にとって書くコトってナンなんだ?

経験なき理論は空虚であり、理論なき経験は盲目である。

カントの言葉を借りて更に落ち込んだりして。うーん、中途ハンパ。中途ハンパが昔から専売特許な私でも、怠け心は一掃するに限る。

ちょっと凹んで奮い立たせるには、偉大なる作家の伝記に触れるのがイチバンです。
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