Cheap chic!~日々本能のまま~

「生活は簡素に理想は高く」をモットーに、毎日楽しく生きています。基本的に亀更新です。
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2010-02-26(Fri) 23:55:10
勝負の世界というのは想像を絶する程過酷なのだと思います。尚且つ、その中に生き続けているヒトの、周囲の勝手な期待と反発を跳ね除けて自己と闘い続けるプレッシャーたるやハンパないのだろうと。

この間、上司のゴリ押しで“応対コン○ール”なるモノに出たのですが、たかが会社内における競争なので気楽に考えたらいいのに、それですら緊張とプレッシャーに見舞われたチキンな私、「普段通りでイイんやからね」「結果は気にしないで」と周囲は言うけれど、その言葉のウラに期待感が隠れているであろうコトは分かるから、とてつもなくブルーになってしまって、普段の80%も実力が出せなかった気がする(普段実力があるかどうかはさておき)。その時につくづく思ったのです、勝負の世界に生きるヒト達はスゴイと。

伊藤みどりさんと小谷実可子さんの時代から、冬はフィギュアスケート、夏はシンクロナイズドスイミングに注目してきましたが、勝負は時の運、別に必勝だとか、ライバルがキライだとか(シンクロはロシアならずスペインやカナダにも負け気味で最近は腹立たしいけど)、そんな邪な目線はヒトツもなく、ただただ芸術的なスポーツを黙々と華麗にこなすアスリート達を崇拝に近いキモチで応援している…と言った方が近いかも。

今季オリンピックは、初の挫折から立ち上がった浅田真央選手に注目しつつも、まだまだ一皮剥けていないような気がしていたというのもあって、流れからキムヨナ選手が圧倒的有利であろうコトは推測しておりました。だって、あの国と自国とではあまりに背負うモノが違うのだもの。日本人選手は「日本を背負っている」という意識が近頃薄れているのではないのかしらと思う。自分との闘いではあれど、オリンピックという大会は国を代表して出るワケだから、多少はそういうキモチを持って欲しいですよね。その点、キムヨナ選手は韓国の期待を一身に背負っているのが一目瞭然であり、その重圧も浅田選手とは比べ物にならないのではないか…金以外では母国から拍手など貰えないのではないか…負けたら帰る場所すらないのではないか…と、あの選手の張り詰めた美しさを見る度に感じるのです。

順不同になるけれど、今回FPを終えた瞬間にキムヨナ選手が見せた涙顔、メダルが確定した瞬間に見せた安堵の笑顔、そして表彰台に立った時の柔らかな笑顔のどれもが、キムヨナ選手のアスリートとしての清らかな内面を表しているようでホッとしました。同時に、繊細さを抑える底力があり、しかも正直なヒトなのだなと思う。日本との確執が取り沙汰された頃には「ダイキライ!」などと思ったりもしましたが、各メディアの暴走であると知ってからは逆に同情するようにもなって、その時期かな、「生意気なのではなく、日本のような曖昧な美学がナイだけなんだ。スポーツマンとして当然な主張をしているだけかも」と思うようになったんですよね。例えば、ヒートアップするキムヨナ応援に対し、「他の選手が集中出来ないから、抑えて欲しい」みたいな発言然り。

浅田選手にないモノをキムヨナ選手は持っているような気がする。それがナニかと言われると難しいのですが、奥ゆかしさとか、緊迫感とか、気高さとか、余裕とか、趣とか、女性美とか、慈愛の精神とか(キムヨナ選手は慈善活動にも積極的なのだとか)、色んな要素においてキムヨナ選手の方が多く持っているのではないかと思います。他を寄せ付けない強靭さやあざとさ、ふてぶてしさみたいなモノも、浅田選手からは感じ取れない。それらは評判としては悪いかもしれないけれど、勝負の世界では時に必要ではないかなと、私は思う。

SP後の公式会見でキムヨナ選手が放った言葉、「天に選ばれたヒトが金メダルを手にすると思う」「(金メダルを手に出来なくても)受け止める準備は出来ています」(何れもニュアンスのみ抜粋)を聞いた瞬間、ああこのヒトはもう超越したんだなと感銘を受けました。クリスチャンらしい発言だとは思ったけれど、勝負は時の運というコトを理解しながら自分を信じてこなすのみ、という揺ぎ無い信念があるのだなあと思えたんですね。逆に、元々語彙が充実しているワケではない浅田選手の言葉は初々しく率直で、共感はしたけれど響くモノはあまりなかった。

勝負を制するには心の成熟度もカンケイするのかもしれない。心技一体で挑めば天も見方するのかもしれない。
浅田選手がジャンプを失敗した時、「コレを成功したら加点されるかな」といった思いが一瞬過ぎった…と言っていたのも印象的でした。コレも明暗を分けるヒトツの要因だったのかも。

まあ、全て私が勝手に感じたコトではございます~。浅田選手は素晴らしく才能があるだけではなく、清らかでキレイなモノの見方をする選手なので、私は大好きだし、正直言うと勝って欲しかったのだけれど、今回の結果には全く不満はナイです。ジャッジ問題だって、ギャアギャア言いたいキモチは分かるものの、言ってもどうしようもならない部分はあるし、この時代に選手としている、そしてそのジャッジを受けなければならないというのも、一種の“時の運”なんじゃないかなと。

とにかく、今後も女子フィギュアから目が離せないのは間違いナシ。ソチ五輪までに心身共に更に健やかに成長していく浅田選手を応援していきたいなあと思います。因みに、そう思うと、荒川静香選手というのは、実力も然るコトながら、相当な強運の持ち主ではないのかしら。4年前はジャッジも違うし、何より、キムヨナ・浅田両選手は存在しなかったですからね。スゴイね。

中野選手が出られなかったのは残念だけれど、鈴木選手の晴れやかで大らかな演技に深く感動したので充分です。FPでもSPでも、多少の失敗はあれど、終始楽しそうで幸せそうに滑っていた鈴木選手、本当に素晴らしかった。スケーター生命を絶たれる程の挫折感から這い上がった彼女ならではの美しさだと思いました。

ああ、おにちと飲みに行ったハナシを書こうと思ったのに、目イッパイになってしまった。一応、画像だけ載せておきます。よく行く焼鳥屋さんなのですが、安くて美味しいのでリピーター率がスゴイらしい。紫蘇の利いた鶏餃子、豚バラのアスパラチーズ巻が特に好きです。
F1040175.jpgF1040176.jpg
会社近くというのもあって、見事に同じ会社のヒトが何人か食べに来ていました。アルフィーの高見沢似(と、私が勝手に思っている)のオンナの先輩が来ていて、気付かれないように身を潜めながらおにちに「似てるやろ?」と言ったら、「えー?女子で高見沢て!ウソやん!」と驚きながら一瞥し、「似てる!」と絶句。その後爆笑。だから言ったやん。やっぱ似てるんやん。ヒドイと思わないで下さい、一般女子の世界ってこんなんです。アスリートとは雲泥の差レベル。
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鏡の中は不可解。HOME内面が滲み出る文章。

COMMENT

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はじめまして。検索で飛んできました。
ヨナ批判が相次ぐ中での勇気ある記事・・・かと思いきや、真央ちゃんファンだったのには驚き。
真央ちゃんを全面擁護した応援のあり方には疑問を抱いていた真央ファンの一人なので、正直嬉しいです。

採点については、プルシェンコが言うのは最もだと思いますが、ファンとしては結果が全てだし、だからこそ上を目指し続けてほしいと願うので、ヨナがいんちきだと決め付ける風潮にはどうも合点がいかず。
裕福ではなくて専用リンクもない環境のなかでフィギュアの妖精となって国を導き続けたヨナはすごいです。
真央ちゃんや安藤選手にはそういうのはないですね。
ヨナはこれで引退するそうです。納得でした。
ジャンプがどうの加点が・・・という前に、キムの表現力のすごさを今一度みんなで振り返ってほしいですね。ほんとうに素晴らしい芸術性でした。
フィギュアや新体操やシンクロは技術も芸術性も重なってこそだと思います。
長文失礼しました。
b y hana | 2010.03.01(21:12) | URL | [EDIT] |
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センスの面でも負けてると思います。
(ヨナ>浅田)
衣装も、選曲も。次はコーチを代えるそうだから、ましになるかもしれないですね。
色々ごもっともな意見だと思いました。
b y フィギュアファン | 2010.02.28(20:58) | URL | [EDIT] |

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