Cheap chic!~日々本能のまま~

「生活は簡素に理想は高く」をモットーに、毎日楽しく生きています。基本的に亀更新です。
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  [ 私見入りまくり注意。 ]
2010-03-05(Fri) 23:42:48
※「剣」の旧字体が我がPCでは変換出来ないので、敢えて新字体で書いております。ご了承下さい。


日本アカデミー賞が決定しました。今年から、映画好きで研究熱心な関根さんが司会になり、その辺も注目でした。初回につき弱冠緊張していたとは思いますが、的外れな質問はなく、聞き取り易く、全く邪魔ではない司会者ぶりだった気がします。盛り上げようと一生懸命されていたカンジもあったし、女優さんとの絡みなどでやや滑ったトコロも好印象。今回もイチ視聴者として上から目線ですみません。

で、結果ですが。

えぇ、えぇ、ケンさんが獲るとは思っていましたよ。「沈まぬ太陽」が獲らないと採算合わないだろうとも思っていましたし、予想通りでしたよ。だけどうまく考えたねえ(考えたのか?)、「剣岳」は監督の大作さんや助演賞の香川さん含めて最優秀の肩書きを最多にしておいて、イチバン美味しい作品賞や主演賞を「沈まぬ太陽」に持っていかせるとは。ホント、あざといというかナンというか。ヘー、そうキタかー!考えたねー!バランス取らせた気ですかねー、ごまかし切れてないよー、などと意地悪く考えたのはきっと私だけじゃないハズ。

「沈まぬ太陽」もお金と役者と時間を掛けただけあって確かに凄かったと思う。面白いハナシだし、旬だし、舞台挨拶やなんかで「制作や上映実現までに大変だった」と涙ながらに語るケンさんをぼやーっと見ていると、大のオトコが人目も憚らず泣くくらいだからホントに大変だったんだなあってのは伝わってくる。←弱冠泣き過ぎだとバカにしています。

かたや、「剣岳」は多分そこまでお金は掛けていなくて、時間はもとより、役者・スタッフの命を懸けた作品であるコトが一目瞭然。かく言う私は内容に惹かれなかった為、劇場では観ていなくて、香川さん目当てに最近DVDで観たばかりなのですが、一見した瞬間、映画館で観なかったコトを後悔したくらいに、圧巻の映像の数々にノックアウト、雪に立ち向かうオトコ達の迫力に圧倒されて目を見張りっぱなしだったのです。

尋常でない勢いで崩れ落ちる雪崩、崩れる雪にみるみる埋もれるオトコ達、激しい傾斜の岩を草鞋みたいな長靴で(時代がひと昔前なので)ひょいひょい駆け上がったり、何処までも続く雪道をひたすら連なって歩いたりなど、どう見ても過酷としか思えない雪山登山であろうのに、大作さんの無理難題なエピソードを織り交ぜて、快活な笑顔で面白可笑しく振り返る浅野さんと香川さんは本当にスゴイと思いました。「寒くて凍傷寸前だったけど、寒さが“ツライコトの上位”に来ないくらい、他にツライコトが沢山あった」と語る彼らは、一体何の為にやっているんだろうとかもう辞めたいとか帰りたいとか何度も思ったんじゃないかしら。映画界では今や不動の地位を築いているヒト達がわざわざ身体を張って挑戦する意義もそうなかっただろうに、それでもアレをやろうと思ったその心意気がスゴイです。

ついでに、スタッフもスゴイ。役者さんだけが過酷な状況ではないワケですから、仕上げまでウラで支え続けたヒト達も物凄~くスゴイ。

「剣岳」を観た時、CG技術の発展している現代において敢えてコレを撮ろうと思った監督が如何にも時代錯誤だと感じた反面、相当チャレンジャー&異端児だよなあとも感じていて、何か物申したい姿勢も感じ取られた故、是非とも最優秀を総なめにして欲しい、そうなると日本の映画界もまだ捨てたもんじゃないと思えるからと勝手に願っていたのだけど、まあ結果的には現状を更に浮き彫りにしただけというカンジでした。ガッカリンコ。

最優秀監督賞を受賞した大作さんがスピーチで、「壇上に全員で立ちたい。もうヒトツ欲しい。頼みますよ」と訴える一方で、「色々(シガラミが)あるからムリかな」みたいなコトも口走っていたのですが、それを聞いた時私はもう嬉しくて嬉しくて、胸がスカッとする思いでした。その通りだよね、監督。誰も言わないけど皆思っているよ。西田さんも思っているよ。こういうヒトがもっともっと沢山いて、引っ掻き回してくれたら面白いのに。でも、堺さんには悪いけど、香川さんが最優秀助演男優賞を獲って、雄弁な姿を見せてくれただけでも今年は収穫大でした。

最優秀助演女優賞は中谷さんだと思っていたので、こちらも合わせて残念。また余さんだよー。余さんもイイかもしれないけど、ちょっと続き過ぎるとどうやねん?と思うんだよー。中谷さん、抑えた演技で良かったんだけどな。

余談ですが、ハトヤマ総理が出てきたのにはたまげました。出てきたはいいけれど、最優秀作品賞への祝辞で、「映画はまだ観ていない」発言が飛び出したのにもビックリ。じゃあナンの為に出てきたんだよ?アンタ、正真正銘のKYやね。しかも、「JALは沈んでしまいましたが、これから再建を頑張って欲しい」みたいな発言、要る!?映画にカンケイないし。もう失笑失笑失笑!!!気の利いたコメントの出来る、アタマの良い総理大臣を求めます。

それにしても、日本のアカデミー賞は本当につまんない。つまんないと思いつつ、毎回録画して観てしまう自分ってどうよと呆れるのだけど、やはり何処か期待してしまうからでしょうかね。女優さん達は若返り作戦なのか、華やかでいつも以上に美の競演がステキだと思いました。「空気人形」のコ、キレイでしたね。マニアックなストーリーっぽいので、観ようか観まいか悩んでいましたが、主演の女の子がカワイイので観るコトにします。
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