Cheap chic!~日々本能のまま~

「生活は簡素に理想は高く」をモットーに、毎日楽しく生きています。基本的に亀更新です。
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  [ 有象無象の一片。 ]
2011-01-22(Sat) 23:59:57
一時帰国したヨッシーと地元でゴハン。
ついでに公開して間もない「ソーシャルネットワーク」を観てきました。グローブ賞総なめの話題作です。

日本で言うトコロのmixiやGREEなどのSNSサイト“フェイスブック”を開発した、天才青年マーク・ザッカーバーグの物語。

“フェイスブック”は英語圏では日常的に使われているのだそう。私は名前を聞いたコトがあるくらいで、利用したコトはありません。今後は、日本にも物凄い勢いで浸透しそうな気配。

コンピュータオタクの天才青年マーク・ザッカーバーグが“フェイスブック”を発明し、みるみる発展させる過程を描いた華麗なるサクセスストーリーで、軸となる開発物語もさるコトながら、マークの凡人離れした言動、マークを取り巻く凡人達が織り成す人間模様が印象的でした。

マークが唯一ベストフレンドと呼ぶ同級生エドゥアルド・サベリンを演じた、アンドリュー・ガーフィールドの抑えた演技がとても良かったです。

彼は共同創始者として“フェイスブック”の成長に尽力したのに、最後はマークを裏切るコトになるのですが、私はヒドイとか裏切ったとは思えませんでした。
むしろ当たり前なのではないかと。
この辺りの心理というのは単なる怒りとは違っていて、うまく説明出来ないのだけど、何となく分かる。だって凡人だもの。そういう感情があるからこそ凡人なんだもの。

羨望と嫉妬と失意……それだけでない、エドゥアルドにしか分からない哀しみのような本心が潜んでいるような気がしました。私は彼に共感する。

若い友情のエピソードが苦い薬を入れた針みたいにチクリと心に刺さり、最後までザラッとしたモノとして残り続けて、イヤなカンジ。

それに比べて、「アイデアを盗用された!」と怒る双子の滑稽なコト。こういうヒトって何処にでも絶対いるよ。

欲望、エゴ、嫉妬、裏切り、人工的(インターネット)猛威が瞬く間に人々を包んで、当たり前のように損なわれていく生々しい感情。生々しい美しさ。生々しい無垢さ。
それが却って途方もない生々しさを産み出し、人間の本質を抉り出す怖さがあって、なんかもう、結構な後味の悪さでした。

面白かったけど、興味深いだけで中には入りたくない。開けたくないパンドラの箱みたいなカンジ。

デビッド・フィンチャー監督は、見苦しいまでの生々しさを、憂いを帯びた乾きでぼかして、丁寧に丁寧に描写していたと思う。観ず嫌いの監督作も振り返って観てみようかしらん。「ベンジャミン・バトン」とかさ。

それにしても、大学内だけで始めたSNSがあそこまで大きくなるなんて、人為的だからこそスゴイ。お金儲けに無限の可能性を与えましたね。

巨万の富と引き換えに何かを失い、心は満たされないまま無邪気に前進していくマークは、今、幸せなのでしょうか。好きなコトに熱中出来るから幸せなのか。

幸せってナンでしょうね。
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