Cheap chic!~日々本能のまま~

「生活は簡素に理想は高く」をモットーに、毎日楽しく生きています。基本的に亀更新です。
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  [ 強いヒト。 ]
2011-03-26(Sat) 23:02:30
オンナだらけのカンパニーに深く関わる前、若くてハツラツとしたキリヤさんのコトを、「真っ直ぐな瞳で思い切りのイイ演技をするヒトだなあ」と思っていました。

演技。

あの世界では、歌って踊って芝居して、所作してアドリブを利かせて見得を切って…と、実に幅広い部分を指します。
特に、歌って踊って芝居が出来る巧者を“3拍子揃っている”と評し、その上スター性も備わっているとなれば、まさに舞台の申し子、将来を約束されたも同然。

キリヤさんは常にそのようなヒトでした。

音楽学校を首席で卒業し、研1の時には阪急沿線のイメージガールに起用、研3で新公の主演に抜擢、選抜された海外公演にスター格で出演するなど、前途洋洋。
往年の名女優のようなパーツの濃い風貌は、多少個性的ではあるけれど、決して邪魔にならない個性、むしろ美貌とも称される個性で、舞台人として恵まれている。
背はそれほど高くなく、スタイルも決して良くはないけれど、ひとたびステージに立てば見目麗しく映えるのは不思議でもナンでもなく、堂々とした立ち居振る舞いのせい。

そんな自信に満ち溢れた舞台人キリヤさんの素顔は、非常にユニークで典型的関西人と言えるほどサービス精神旺盛で、且つ賢い。何度かお話をした際に、「このヒトはサラリと交わしているけれど、とてもマジメで賢いんだなあ」と思ったモノ。それでいて、デリケートな部分もあるのだと気付いたのは、膠原病を患った頃に飼い始めたワンちゃんのエピソードを聞いた時。

“鳳蘭の再来”と謳われ、踊らせればバレエダンサーのように華麗で軽やかで美しく、歌わせれば魂のこもった熱い美声を朗々と披露し、緩急付いた演技でどんな難役どんな難場面でも余裕でこなすキリヤさんも、病気の前には気弱になってしまうのだと知り、胸がキュンとなったコトを思い出します。
病気を克服し、大劇のステージに復活した時にはまたまたウルッときて、稽古場に集合するキリヤさんを見てM先輩と2人で「良かったネー」と喜び合った。

そのキリヤさんが頂点に上り詰めたスピードは決して早くない。
厳しい時代にいたと思う。有望株が次々抜擢されては挫けてイチ抜けていく、若手スターがひしめく時代において、キリヤさんが歩んでいたのはイバラの道だったと思う。
自分より実力も華もないヒト達が運良く頂点に上るのをどのような思いで見ていたかは知らない。

それでも、コツコツと努力し、与えられた役目を一生懸命こなし、いつも笑顔で楽しく周囲を盛り上げるヒト。

それがキリヤさんです。

そこが、ここ数年でイチバンの苦労人と言えるアランさんと被る。

キリヤさんとアランさんは似ている。けれど、キリヤさんの方が真の意味で芯が太く強く明るい気がする。お姉さんが四季で苦労されているから余計そうなのかも。エンタメで頂点を極めるには芸だけではダメなのだと達観している気がする。

sukapin.jpgそのキリヤさんのお披露目作品は、奇遇にもかつてアランさんが演じた役。
アランさんも良かったけれど、キリヤさんも良かった。劇的な主題歌を歌い上げる度にこみ上げるモノがあった。ショーブランは断然ユズキさんのが良かったけれど(余談)。

コスチュームプレイでの冒険活劇は、芸達者によく似合う。
ユニークな場面も、芸達者には難なく似合う。
壮大なテーマの歌と群舞も、芸達者には余裕で似合う。

しかも、キリヤさんの芸達者ぶりは昔から飽きが来ない。
優等生なのに、あまりそのようなカンジを受けないのは、キリヤさんが極めてサラッとしているトコロ、威風堂々としているトコロ、謙虚であるトコロ、ストイックなくせして苦労話をあまり多く語らないトコロにあるかもしれません。

頂点に立ってからの彼女を数作品観てきましたが、大劇お披露目の時に「あ、なんかつまんないカンジになっちゃってる?大丈夫か?」と感じていた部分が、段々削ぎ落とされてきている気がする。

周囲からの期待値が高いヒトだし、満を持しての登壇だから、最初はそれがプレッシャーになっていたのかもしれない。

o0430061110580720856.jpgposter01.jpg

芸達者には常に難しい役が与えられる。
歌って踊ってステージ狭しと駆け回って、ヒトリで空間を埋めて。
時にはインパクト重視で為所のない役も。今回のように。

巧く演っても当たり前と思われる程度だけど、ちょっとコケでもしたら「どしたん」とバッシングされる。

その難しい課題をヒトツヒトツ乗り越える毎に、キリヤさんは確実にパワーアップするのだ。

あと、被り物多くね?
時代モノ(歴史モノ)も多くね?
現代調のストレートプレイとかやらせてあげてくんね?

ま、大病をしたキリヤさんは誰よりも命の大切さを実感しているヒトだし、ステージに立てるコトが楽しい嬉しいと感謝でイッパイだろうし、どんな役でもヒョイヒョイこなしていくのでしょうけどね。水面下では必死に足を動かしていたとしても、カオは涼やかにね。

なんだ、コレは。急にキリヤさん賛歌みたくなっちゃった。

コレ読んで喜ぶのはにょりちとカッパ嬢とNさんくらいだな。

にょりち、大好きなキリヤさんやキリュウさんの舞台を観て元気出してネ!残念ながらお花さんは観られないかもだけど、お月さんは観られますように…。
キリヤさん、1ステージ終える毎に、重たい羽背負ったままメッセージを送り続けているんだよー。エールを贈っているんだよー。「こんな時だからこそ、夢のある舞台を観に来て下さい」って力強く言っていたよー。

どうか、にょりちに届きますように。あの世界に触れて夢を取り戻しますように。
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