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  [ 2011年の映画、ニコさん的総決算。 ]
2011-12-28(Wed) 23:06:27
今年は、ツキイチ映画感想を途中から完全にやめてしまって、「再開して欲しい」といったコメントもいただいていたのですが、このブログ自体も存続を検討するくらいの勢いで、どうにもこうにも手が回せませんでしたー。

でも、映画は洋画・邦画共にコンスタンスに観ておりましたよ。劇場にも足を運んだし、DVD鑑賞も比較的ゆとりあるペースで出来、私的にはなかなか実りあるカンジでした。

以下に今年度のベスト・ワースト10を(ワーストは9だけど)。
やはりドラマとしての要素がないと私の心は打たないのだなというコトがよく分かる順位というカンジ。
ダーッと一気に書いたので、意味不明なトコロはゴメンあそばせ。

来年の映画感想はどうしようかな。

【邦画トップ10】
「まほろ駅前多田便利軒」
監督:大森立嗣 主演:瑛太、松田龍平
ゆるーいテイストと独特の雰囲気がクセモノなキャスト陣と見事に調和していて、最初から最後までめちゃくちゃ好みですごくステキでした。登場人物は個性豊かで濃い。特に杏ちゃん達の役が面白い。何処か優しい空気に包まれつつ過去の自分を再生していく過程が主演の2人に合っていたし、観ていて心地良い映画でした。コメディ部分も下品でなく面白い。

「ダンシング・チャップリン」
監督:周防正行 主演:ルイジ・ボニーノ、草刈民代
夫婦で何やってんだよ、また奥さん大好き映画か?と思いながら観に行ったらあまりの斬新さにビックリ。なめていました。海外では使い古された手法かもしれないけど、邦画の2部構成は結構斬新。1部は2部のメイキング版といった作りで、こっちの方が興味深かった。長年チャップリンを演じ続けているルイジ・ボニーノの凄さよ。草刈民代もスゴイけど、やはり彼のプロ意識と浸透ぶりがずば抜けている。身体能力すげー。2部では実際にチャップリンが踊っている!!と口ポカーン。いやあ、素晴らしいバレエ映画でした。

「僕たちは世界を変えることができない。 But, we wanna build a school in Cambodia. 」
監督:深作健太 主演:向井理、松坂桃李
リアルに良かったです。若者たちが目標に向かってひたむきに進む姿、実に美しい。殺伐としていて無味乾燥に感じられる現代だからこそ、心に響くこのような映画がもっともっと増えて欲しいと切に願います。こうまでストレートに描かれると、無条件に感動して「ガンバレ!」と思えてしまう。君たちはきっと世界を変えられるよ!

「軽蔑」
監督:廣木隆一 主演:高良健吾、鈴木杏
驕慢でエゴイスティックで幼稚でバカなオトコ、そのオトコを愛する一途なオンナ、このオンナもまたバカと言えよう。
若く浅はかな男女の痛々しいまでの愛を描いてはいるけれど、愛の比率は常にオンナの方が重く感じられ、それが本当にイヤで仕方なかった。なんでこんなオトコがイイんだよ!と思いつつ、DVオトコから逃れられないオンナ的心理かもと思ったり。到底理解出来ないが、物語としては面白い。ラストは納得。杏ちゃんのポールダンサーは、痩せた肉体だからこそ痛感させられる悲哀を表現していて素晴らしい。高良君は今イチオシの俳優ですが、役によって雰囲気が一変するトコロが素晴らしい。いつまでも驚きを与えてくれると嬉しい。

「忍たま乱太郎」
監督:三池崇史 主演:加藤清史郎
三池!やりよった!わろたー!ホントにずーっと笑ってました。めっちゃ面白い。騙されたと思って観て欲しい。アニメを知らないと面白さ半減かもしれないけど、食堂のおばちゃんとか山本シナとかよくぞキャスティングしたなってカンジ。CGも、今こそ張り切って入れないとね!と思える場所に次々投入で、これぞ三池だと感動。「ヤッターマン」より断然こっちの方が面白い。古田さん最高。

「セカンドバージン」
監督:黒崎博 主演:鈴木京香、長谷川博己
内容は特に好みではないのだけど、風景が映像に溶け込んでいてキレイだった点と、長谷川くんの脱力気味な演技と幸薄そうな雰囲気がステキだった点とでお気に入り(どんなん)。深キョンの役どころも嵌まっていて良かったです。しかし、オンナって色んなイミでまだまだ弱い生き物なんだねー。実はオトコより強いんだけど、世間の扱いは弱いね。

「夜明けの街で」
監督:若松節朗 主演:岸谷五朗、深田恭子
これまた不倫モノ。しかし、原作を読まずにハードボイルドな雰囲気を想像して観た私は、見事予想を裏切られた次第です。そりゃそうですよね、東野圭吾だもんね、ミステリー色がないワケない。ネタバレになりますが、仕組まれた不倫だと知った時はヒエーと慄いて椅子から落ちそうになりました。それくらい衝撃。評判がよろしくないようですが、私にはなかなか面白く、大根役者の深キョンも嵌まっていて良かったです。

「SP 革命編」
監督:波多野貴文 主演:岡田准一、堤真一
ドラマ版から続く「SP」の結末編です。コレで尾形さんの野望が終焉となるワケで、尾形ファンにはたまらん展開にはなっています。が、期待していた程には面白くなかったというのが実際の感想。国会議事堂占拠までの流れの良さはナンだったんだー?後半に活かされていない!テロにしたって、あそこまで伏線を張り巡らさなくてもイイんじゃないかと思うし、奇を衒い過ぎて迷走の一歩手前感あり。堤さんはめちゃくちゃカッコ良かったし、アクションや装置などは素晴らしかったのでランクインさせました。映画版を観た後にドラマ版の尾形さんを観返すと、表情や佇まいなどの一挙一動にゾッとさせられるよ。

「コクリコ坂から」
監督:宮崎吾朗 主演(声):長澤まさみ、岡田准一
単純に好きなんです、こういうテイストが。港町という舞台背景然り、時代も然り。血縁関係のからくりは韓流ドラマか!と思いつつ、無事に通過してスッキリ。音楽も映像もとてもキレイでした。香川さんの声にも満足。

「探偵はBARにいる」
監督:橋本一 主演:大泉洋 松田龍平
バイオレンス色が強すぎて途中何度か気分が悪くなりましたが、探偵さんがオサレでイケていて痛快。ススキノの街並みも渋く、オトナのムード満載。一歩間違えたらピンクモノといった雰囲気も好き。高嶋弟の怪演が光っていました。推理していく過程で気付きはしたけれど、どんでん返しも意外性と盲点を衝いてヨシ。


【洋画トップ10】
「ヤコブへの手紙」(フィンランド)
監督:クラウス・ハロ 主演:カーリナ・ハザード ヘイッキ・ノウシアイネン
文句なくコレが今年度ベスト1です。未だに覚えている、観終わった後にジーンと押し寄せる感動の波。久々にジーンときました。生きるとは何か?何を以って悪と言うのか?聖人とされているヒトは善意の塊で、悪意は全く持ち得ないのか?宗教的で手垢がついた設定ながら、長くないストーリー展開の中にひと捻りあるため、全く退屈せず。とても切なく、ヒトクセもフタクセもある物語ですが、観る価値は充分。生きる意味を静かに探したいヒトにはオススメです。

「黄色い星の子供たち」(フランス/ドイツ/ハンガリー)
監督:ローズ・ボッシュ 主演:ジャン・レノ
実話ではなく史実をもとに忠実に描かれたヒューマンモノ。胸に痛いです。これまでもナチス政権とヒットラーの残虐非道ぶりはあらゆる場面で様々に描かれてきましたが、長期支配下においてまだまだ知られていない残酷な事実や、ピックアップされていない犠牲者、幸福を目指して尽力した有識者等が数多くいるというコト、そして歴史的事実としての重みが改めて伝わってくる意欲作だと思います。ジャン・レノのこういう役、私はあまり印象になくてすごく新鮮。邦題のセンス、素晴らしい。

「タンタンの冒険/ユニコーン号の秘密」(アメリカ)
監督:スティーヴン・スピルバーグ 主演(声):ジェイミー・ベル、アンディ・サーキス 
フルCGの3Dアニメ。ファンタジー色濃厚!スリリング、アクティブ、アグレッシブ、ドリーム!ほぼ全編アドベンチャーで、クライマックス感に満ちています。メリハリもあって、観終わった後はスカッと爽快。スノーウィもカワイイー。観るべし、観るべし!劇場で観るべし!まだ間に合うから。

「英国王のスピーチ」(イギリス)
監督:トム・フーパー 主演:コリン・ファース
アカデミー賞総なめで、予告編の見せ方は実に素晴らしく期待充分、下馬評高しの風格で上陸した割には、手堅く地味にまとめられた映画だなという印象。ただし、実話なだけに胸に訴え迫り来るものはありました。特にジョージ6世のバックボーンは興味深く。内気、癇癪持ち、吃音症と苦難3拍子揃った主人公を見事に体現したコリン・ファースもさることながら、ジェフリー・ラッシュの演技が秀逸でしたね。いちいち面白かったー。

「白いリボン」(ドイツ/オーストリア/フランス/イタリア)
監督:ミヒャエル・ハネケ 主演:クリスティアン・フリーデル
カンヌ国際映画祭パルム・ドール賞受賞。物凄く怖いです。ひたすら心理戦です。時代背景から場所から登場人物の放つ言動から、とにかく暗くて抑圧的で後味が悪い。刺すようなヒリヒリとした展開を美しいモノクロ映像と描写で綴っているので、余計サスペンス色が濃くなって背筋がゾッとします。一見、カタルシスが味わえない印象ですが、きちんと落として結末に向かっているのは鬼才ハネケ監督ならでは。

「塔の上のラプンチェル」(アメリカ)
監督:ネイサン・グレノ、バイロン・ハワード 主演(声):マンディ・ムーア
フルCGの3Dアニメです。ディズニーアニメが私に嵌まるのは当たり前なのだけど、コレはもうビックリしました。グリム童話の「ラプンチェル」をこうアレンジするかー!って。原型しか留めていない。ていうか、最早モチーフしか取り入れていないんじゃ?夢と愛と希望に満ちつつ、スリリングでスピーディーに繰り広げるストーリー展開に拍手!ハラハラしました。

「クレアモントホテル」(アメリカ/イギリス)
監督:ダン・アイアランド 主演:ジョーン・プロウライト
心温まるハートフルドラマ。ベテラン女優のブロウライトがイイ味出してます。外国のホテルに長期滞在なんてしたコトのない私が言うのもヘンだけど、真にヒトリを好むならこういうカタチのホテル住まいはすべきではないよなあと。ヒトとの関わりを絶ちたくないという思いが根底にないと、共感は出来ない内容だと思いました。ロンドンの文化や思想は時代を経ても変わらず格式的で退屈ですね。大好きです。それにしても、日本公開が5年も後になったっていうのが不思議で仕方ない。

「ハリー・ポッターと死の秘宝 PART2」(イギリス/アメリカ)
監督:デヴィッド・イェーツ 主演:ダニエル・ラドクリフ、ルパート・グリント
ファンタジーの苦手な私が全作スクリーンで見届けた快挙!しまいにはフライヤーを見るだけで泣けるくらいポタリアンになりつつありましたが、この最終章は半ば拍子抜け!単調で暗いまま終わってしまいましたねー。仕方ないのだけど。それでも、10年間、この超大作を観続けて、ラストまで無事に観終えたコトへのオマージュとしてランクインさせます。ヴォルデモート卿を演じたレイフに乾杯!レイフが途中から出てこなければ、きっと観るのを辞退していたと思うわ。

「わたしを離さないで」(イギリス/アメリカ)
監督:マーク・ロマネク、主演:キャリー・マリガン、アンドリュー・ガーフィールド、キーラ・ナイトレイ
原作ファンには賛否あるだろうけど、私はカズオ・イシグロの世界観を崩さず新たな作品として息吹いた映画版を評価したいと思う。ミステリー仕立てなので入り易いし、もどかしい青春時代を生きる主人公達が運命に翻弄される様を残酷なまでにリアルに描いていて分かり易い。3人の若者の関係性をつまびらかにしてゆく構成も絶妙。重いと拒否すれば全く入ってこない。フラットなキモチで鑑賞すれば真実が見えてくる。そういう作品。イギリスの田園風景はキレイですね。

「トゥルー・グリット」(アメリカ)
監督:ジョエル・コーエン、イーサン・コーエン 主演:ジェフ・ブリッジス、マット・デイモン
他でもないコーエン兄弟の大ファン故、無条件にランクインなのですが、それにしても今回はちょいと遊び過ぎの感が否めず。リメイクっていうのもなんで今更?だし。駄作と評したくなるキモチも分かる。それでも、痛快な西部劇ではありました。導入部分からの少女の描き方であるとか(異質感を募らせる!)、少女の無謀なまでの勇気であるとか、偶然にも共謀して復讐劇に関わるコトになったオッサン達とのやり取りだとか、無法者であるとか、ちょっとした人物の描き方や流れが軽妙で、コーエン兄弟らしい運びと言えよう。


【洋画・邦画合体ワースト9】
「SPACE BATTLESHIP ヤマト」
監督:山崎貴 主演:木村拓哉
あーバカバカしい。謝れ!原作ファンに謝れ!幾ら山崎監督だからって許されないコトもあるわ。

「愛する人」(アメリカ/スペイン)
監督:ロドリゴ・ガルシア 主演:ナオミ・ワッツ
愛するヒトが出来ただけで優しく母性溢れる女性へと変貌を遂げていくという部分には同情できない。いわば、物語の軸になる部分ですね。オンナはそんな単純なのか!?と、ずーっと自問自答していました。

「ブンミおじさんの森」(イギリス/タイ/フランス/ドイツ/スペイン)
監督:アピチャッポン・ウィーラセタクン 主演:タナパット・サイサイマー
退屈でした。狙っているのだろうけど、結局ナニが言いたいのかよく分からずじまいだった。そもそも死を扱うファンタジーを描き、それを理解させるコトは非常に難しいと私自身が思っているせいもあり、自己満足!?と否定的な目線で入ってしまったから余計か。精霊や幽霊が当たり前のように存在する世界なんて、映画のモチーフとしてもキライなのだ。カンヌ国際映画祭でティム・バートンに絶賛していたから期待したのだけど、パルム・ドール賞かー、うーむ。分からん。

「GANTZ」
監督:佐藤信介 主演:二宮和也、松山ケンイチ
途中、屋根の上の追いかけっこがコントみたいで可笑しくて可笑しくてずーっと笑っていました。CGがちゃちい!一体なんだったんだよ、あの追いかけっこは。要る?みーこが低音でイキって頑張っていて、猫背もそれなりにビシッとしていて一応筋肉も付けていて、「大奥」と同時進行で頑張ったんだよなーと目頭は熱くなりましたが、ただそれだけ。結末もキラーイ!

「ガリバー旅行記」(アメリカ)
監督:ロブ・レターマン 主演:ジャック・ブラック
ジャックブラック主演のコメディってコトで期待し過ぎたのかもしれない。アドベンチャー色もそれほどではなく、実に無難なファミリー映画でした。もっと奇想天外でも良かったのでは?

「岳 -ガク-」
監督:片山修 主演:小栗旬、長澤まさみ
マンガやね。こんなモノをお金かけて作っているようじゃあ、邦画界も程度が知られるね。

「SUPER 8/スーパーエイト」(アメリカ)
監督:J・J・エイブラムス 主演:ジョエル・コートニー、エル・ファニング
陳腐で期待ハズレ。家族間の誤解と愛情の交差部分は現代に充分通じるのでまあヨシ。エンドロールの8ミリ映画のために本編が存在すると思ったら気も楽に。8ミリ部分は腹の底から笑えた。

「アンフェア the answer」
監督:佐藤嗣麻子 主演:篠原涼子、佐藤浩市
コレはヒドイ!ドラマファンをバカにするにも程がある。だいたい、雪平はどれだけスーパーウーマンなんだよ。ありえん展開にイライラが募る。壮大な展開も結末はお粗末だし、伏線は中途半端だし。怒り心頭!

「猿の惑星:創世記(ジェネシス)」
監督:ルパート・ワイアット 主演:ジェームズ・フランコ、フリーダ・ピント
いやー、コワイんだけどね。なるほどなーと思う部分も多々あるのだけど、やり過ぎやろというコトで。お腹イッパイやし、後味は悪すぎるし。しかしながら猿のCG技術は素晴らしい。



ざっとこんなカンジです。ベスト10にランクインしないまでも、園子温監督の「冷たい熱帯魚」(でんでん氏の悪役ぶりが狂気!)、話題作の「ソーシャルネットワーク」「ブラックスワン」「ヒアアフター」なども印象深いですね。どれも、観た時にはドーンと響いて感じるモノはあったのだけど、年間を振り返るとそこまでではない、みたいなね。園子温監督に至っては、「紀子の食卓」で(良い意味で)裏切られて以来もう怖くて怖くて、観る前から相当身震いするのだけど、でも観たいーみたいな。中毒か。そんなカンジで他にも印象深い作品は沢山あります。

今年は邦画より洋画の方が好みでした。深く重く静かなテーマが多くてよかった。
なんか、書き落とした映画もあるかもしれないー。一応、全て劇場で観ました。今年も100本達成しました!(DVD鑑賞含む)。

邦画の勢いが落ちてきている感があるので、来年は奮起して欲しいなあ。震災による日本復興も掲げているコトだしね!
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