Cheap chic!~日々本能のまま~

「生活は簡素に理想は高く」をモットーに、毎日楽しく生きています。基本的に亀更新です。
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  [ 「寿歌」、私的感想。 ]
2012-01-27(Fri) 22:58:13
観てきました、シスカンパニー公演「寿歌」。なんかもう、とにかく凄かった。ナニがスゴイって、舞台セットがシンプルイズベスト。ドラえもんばりに有能な小道具を詰め込んだリヤカー、やたら器用に活用出来る背景道具、自在に変化する照明、的確な音響、それだけ。お金の要りそうな大掛かりなセットはほぼナシ。理想的。

そんなシンプルなセットで繰り広げられる芝居は逆にとても重厚で壮大で、ちょっと圧倒させられるくらいのスケール。登場人物の滑稽さが強調されればされるほど、物語が本来持ちえる「悲壮感」を誘発し、よりシリアスに感じられる。特に風雷のシーンは俄かに受け入れがたいというか、解釈が難しいというか。

登場人物がよく描かれているなあと思いました。壊滅寸前の世界をただ気まぐれにお気楽に彷徨うかに見えるゲサクとキョウコ。まさかキョウコがラファエルの命を担っているとは。そして、ふらっと現れて消えていくヤスオがまさかあのヤソであるとは。よく聞けば、登場シーンで自ら「ヤソ」と名乗っているではないか。うまく出来ているよなあ。

物語前半は軽妙で滑稽。キョウコの無邪気さ子供っぽさに翻弄されるヤスオが面白い。当然のように受け流すゲサクもまた同様に。3人の一見どうでも良さそうな適当なやり取りがウソであるかのように、風雷から続く盛り上がり部分がやたらリアルでどんどん緊迫感を増していく。その後ゲサクとヤスオの激しいやり取りがずっと続くのだけど、息も出来ないくらいにシビアで胸に刺さる。ゲサクはただ彷徨っているだけではない、絶望を秘めつつ、それでも何処かに救いを求めて歩き続けるというコトなのね。だからこそ、ヤスオ=救世主の到来を心から喜び、そして別離に心から失望してしまったのね。

ゲサクが話すウサギの逸話は手塚治虫の「ブッダ」で語られたそれと同じ。有名なエピソードなんですね。「単なる自己犠牲ではない」「それが役目なのだ」と放つゲサクが印象的だった。そして、ヤスオが去り、キョウコが追いかけ、ヒトリになったゲサク。その後、プロローグとリンクするシーンからラストにかけて、一縷の救いが浮かび上がりつつ余韻を持たせる流れになっているのがなかなかステキで、思わず「うーん、なるほどー」と呟くほどに。ゲサクのもとへ戻るキョウコは、最早ゲサクにとって生きる望みなのだと捉えました。そしてそれは観客にとっての望みにもなる。

終始、宗教的な内容は好みではあったけれど、どちらかというと仏教に造詣の深い私は、キリスト教となるとなかなか不得手。ヤソだの、モヘンジョダロだの、「聞いたコトある!」と思う程度で、すぐに何のコトか分からなかった~。2回観て正解。それでやっと全てしっくり馴染んで、色々感じるコトが出来たような。

堤さんは旅芸人(道化的)の役だけあって、もっさい身なりに無精ひげ、わざとグシャグシャの髪、アタマも悪そうに見せていて、ええかげんで、お世辞にもカッコイイ人物像ではなかった。が、コレは仮の姿。テキトー然としていて、実は非常に聡明であるコトが一見して分かるくらいの難役。それも舞台狭しと飛び跳ねて、相当の台詞量で、ユーモア部分もアドリブを効かせて、勿論わざとらしさは皆無で、ただただ素晴らしかったです。
わざとグシャグシャに整えた髪も、芝居後半には汗で濡れて、すっかりフツーのカッコ良さを取り戻していたもんねー。あーカッコイイー。

戸田さんはキュートだったー!最初、相当きわどい台詞を連呼していてビックリしたけど、彼女は本当に女優さんなのだなあと思う。23歳でアレを演れる旬の役者さんはそういないのでは?芯が太いというか、キモの据わったヒトなのでしょうね。ちょっと見直した。

橋本じゅんさんは相変わらずサイコー!表情オモロー!動きカワイイー。滑舌も良くて、色んなイミで心地良い。安心感があるね!

芝居達者3人の巧みな台詞の応酬は笑えるし泣けるし、あっという間の1時間20分でした。うーん、もっと観たい。

「狭き門より入れ」の世界と似通ったトコロがあると感じられた一方で、正直、観終わった後にぶるぶると魂は震えなかった。その理由がナンなのかはうまく説明出来ない。
「狭き門より入れ」で湧き上がったゾワゾワするくらいの興奮、感動、悲哀等はなく、ただ不思議でした。後半の流れが急展開過ぎて、俄かに理解出来なかったせいかもね。


さて、会場には沢山のお花が届いていました。K事務所と違って撮影フリーなのが嬉しいね。大物の名前がズラリ。岡田クンからも!SP!

橋本じゅんさん宛にトウコさんからのお花が!なんかホッコリするわ。



「蛮幽鬼」以来の堤さん舞台でしたが、あの頃は「好き!」と思って観ていないし、どちらかというと好きじゃなかったから何とも思わなかったし(「巧い」と言われても「ふーん」みたいな)、改めて「好き!」と思って観たら、とってもステキで益々好きになりました。2回観られて満足!しかも1回目は引きで、2回目は最前列で観られて、コレ以上ない幸せ!と思って意気揚々としていたのだけど、今既にまた観たくなっている。うああああああ。というワケで、堤真一>>>二宮で華麗に逆転~!
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案の定。HOME大好きな場所にて。

COMMENT

  + No title
>のんのんさん、
良かった!また是非いらして下さいね~。

櫻井ファンなのですね。
おーっと…、そうですよね、呼び捨て気になりますよね…。
勿論!愛ある呼び捨てなんです!もうコレは昔からなんです。
櫻井だけはどうにもこんなカンジになっちゃうんですけど、
私も嵐は全員好きですが、一応、
二宮>>>>>櫻井>大野=相葉=松本、の優先順位なのですよ。

というワケで、自分はどれだけ失礼なコトを書いても、
他人にくさされたらカッチーンとくるという、
ちょっと痛いファンでごさいます。
b y ニコ | 2012.01.30(23:47) | URL | [EDIT] |
コメントの返答、ありがとうございました!では、今後も遠慮なくおじゃまいたします(^_^)
嵐では翔くんが一番です!もちろんみんな好きですけど。ニコさんが翔くんだけ櫻井って呼び捨てなのが気にはなりましたが、もちろん愛あってのことだろうと解釈していますよ。
b y のんのん | 2012.01.30(20:45) | URL | [EDIT] |
のんのんさん、はじめましてー。
コメント欄の件、気を遣わせて申し訳ありませんでした。
メッセージの方も拝見しました。
せっかく、お越しいただいてコメントして下さったのに、
まさにヒョエーというカンジだったのでは…本当に申し訳ない。

ブログがものすっごく滞る時期があって、放置してしまうため、
コメントへのレスも亀になると申し訳ないので、
しばらくコメント欄は閉じていたのですが、
これを機に再開しようと思います。いつかそうしようと思っていたんです!

ところで、堤さんも嵐もお好きとは!スゴイ奇遇ですねー。
堤さんを好きで嵐を好きなヒト、結構多いなあと驚いております。
嵐はダレがお好きでしょうか?
私、基本的に大好きでもすっごくくさしてしまうトコロがあって、
お気を悪くさせるのではないかとヒヤヒヤしております。
堤さんのコトもそのうちスゴイコト書くかもしれないのですが、
生暖かい目で見守っていただければコレ幸い。

「寿歌」、チケット争奪戦は凄かったみたいですねー。堤人気なのか作品人気なのか、はたまた両方か。
あ、橋本じゅん人気か。
チケットが取れなかった方もいらっしゃる中、
おかげさまで大阪からのこのこ上京し、
二度も観られた幸せを忘れないよう、
しっかと胸に刻みたいと思います!

こんなブログですが、また覗いてやって下さいね。コメント大歓迎です!
b y ニコ | 2012.01.30(00:07) | URL | [EDIT] |
初めてコメントさせていただきます。というか、昨日初めてこちらを拝見させていちきました。「堤真一 ブログ」で検索して。しかも嵐もお好きな様子。私も堤真一さんと嵐に狂っているため、一気に親近感湧きました!(勝手に)今回、寿歌はチケット取れなかったので、レポをうらやましく感じながら読ませていただきました。またおじゃまさせてもらいます(^_^)
b y のんのん | 2012.01.29(11:56) | URL | [EDIT] |

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