Cheap chic!~日々本能のまま~

「生活は簡素に理想は高く」をモットーに、毎日楽しく生きています。基本的に亀更新です。
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  [ 肩を寄せ合い。 ]
2012-10-04(Thu) 23:00:58
脳幹という、言わば脳の中枢部分(=運動能力を司る部位)に梗塞が発見された父。
血栓は細い血管にあり、手術は不可能。キツめの早期点滴治療しかない。
しかも、なかなか重い(壊死までは程遠いけれど、割と重度だそう)糖尿との合併で、治療が困難。
最初の2日間が肝心で、「幾つもの点滴を投与してみるがどちらに転ぶか分からない」と言われていたため、一時はどうなるコトかと思われたのですが、おかげさまで良い方向へ転び、著しく快復していって、麻痺も残らず今ではゆっくりと歩ける&話せるようになりました。

右半分に力が入らず、立てず、歩けず、喋れず、字が書けず、嚥下障害も起こっていた当時を思うとウソのよう。
ホントにありがたい。

初日に病院へ向かう際、自分のカラダの異変に並々ならぬ覚悟を抱いたのか、強張った表情で付き添う母と私に向かい、「銀行に●●万円の預金があるからいざという時は使ってな」とか「●●さんに連絡してな」などと遺言のようなコトを父が次々言い残していくので、私達はすっかり怒ってしまって、「そんな、今すぐ逝ってしまうようなコトを言わないで!」と詰ったものの、その後長く続く検査やインフォームドコンセントを経て帰宅した時にはヘロヘロで、母などは憔悴しきっていて、ポジティブなニコ家も相当まいってしまったのか、「お父さん、死ぬかもとか思ったんかな」「いつかはこんな日が来るとは思ってたけど、まだ早いよね」「お父さんがいないと寂しいね」など、気弱なコトを次々吐き出していった次第。

仮に命が救われたとしても、麻痺が残り、寝たきりになったりしたら、介護とかどうしようとお先真っ暗なキモチになったり、何より父が可哀相だと悲しくなったり。
母には言わなかったけれど、色々なコトを考えてはかき消し、考えてはかき消し、泣いたら最後、止まらなくなりそうなので必死に堪えて、そんなこんなで当日の夜は眠れずまんじりと夜を明かした記憶があります。

が、それもその時だけ。

色んなご家族の色んな事情などを色々思い浮かべて、如何に我が家がこれまで幸せであったかを痛感し、感謝したせいか、翌日には「なるようにしかならん」と腹を決められたのも、切り替えのきっかけとなってありがたかった。

翌日からは、今まで父がやってくれていた家の用事を率先して行うようにし、少しでも母の負担が軽減されるように努めて。
毎日姉夫婦から電話がかかってきて病状報告をして。
ボスに事情を話して残業を減らしてもらい、会社帰りや行きしなに出来るだけお見舞いに行って。
リハビリになると思い、クロスワードパズルを買い漁って持って行って。

3日目くらいかな、右半分は不自由そうだけれど明らかに元気な笑顔を見せる父に会い、危険な状態を脱したコトを知りました。

気力がイチバンモノを言わせたと思うのだけど、運動能力の高さと他の部分は極めて健康であるコトとが快復を早めた大きな要因になったのだとか。
しかも心配を押し殺している母と私に比べ、本人はお気楽。呑気。そして、この状況を楽しんでいる余裕も。
いつ行っても、足をリハビリの要領で運動させたり、指の筋力を高めるボールでトレーニングしていたり、クロスワードパズルを一生懸命解いていたりと、自分で「治していこう!」という意志の強さを感じました。

幼い頃から父によく言われてきた、「ヒトに出来て、自分に出来ないワケがない、ぐらいの意気込みで挑め」の精神を目の当たりにしたカンジ。

病は気から、と言うけれど、あながちウソではないなーと思いました。勿論、気力を以ってしてもどうにもならないコトだってあるのだけど。こじつけかもしれないけど。

先週から何度か姉とココアさんが泊まりに来て、ニコ家の励みになってくれました。
母と3人で食卓を囲み、一家団欒。私が不在がちなもんだから(それでもだいぶセーブした)、母にとっては賑やかさを取り戻してだいぶ嬉しかったみたい。

今となっては笑えるエピソードも沢山あるのだけど、笑える余裕が出てきたコトがありがたすぎて、まだ笑う気にはなれない。
親しいヒトや友達は会う度に心配してくれたり、細かいトコロまでいちいち私が報告するのを「良かったねー!」と物凄く喜んでくれたり、ホントに優しくて温かくて、心にジンと沁みました。この場を借りて、ありがとう。

まだまだ書き足りないし、書けない思いも沢山したし、思い出してもフワーッとするのだけど、現段階で1つ言えるのは、今回の経験でとても多くの優しさに触れて、私自身も感謝の思いでイッパイだというコト。

こんな経験でもしないと分からないのかーってカンジだけど、分からないのだよね、なかなか。

小さな優しさを少しずつカラダに積み重ね、経験を糧とバネにしながら、私達は日々成長していく。
養分として蓄えた優しさを、今度は自分がヒトに分け与えていきたいなーと思いつつ、父の闘病生活に寄り添っているのでした。
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1年は早い。HOMEだって人間だもの。

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