Cheap chic!~日々本能のまま~

「生活は簡素に理想は高く」をモットーに、毎日楽しく生きています。基本的に亀更新です。
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  [ 煌々と輝く光。 ]
2005-06-19(Sun) 00:00:00
最近思うように映画を観る時間が取れず、精神的ゆとりも欠落しがち。
よくよく考えてみると、ここのトコロ定期的にそういう状態に陥っているような。そして、そういう時って割と危険信号のような。
ムリやり何かをするというコトが本来あまり好きではないのですが、癒しは必須事項というワケで、突発的に観たくなった「草の上の月」観賞を敢行。結構、ムリして時間を作っています(威張るな)。

「コナン」シリーズで有名なパルプ・マガジン作家ロバート・E・ハワード氏の没前3年間が物語の軸。そもそもベースが彼の恋人ノーベリン・プライスの自叙伝というコトで、ヒジョーに繊細な恋愛映画に仕上がっています。とは言え、何度も繰り返し観たいと思う程惹かれているのは、変わり者のハワード氏とノーベリンの運命的出会いと別れなどではなく、背景描写の美しさなんですね。朝日、夕日、木々の緑、川辺の浅い茶色…息を呑む程の美しい光景が全編通して幾度も迫り来て、目を閉じてもヒトツヒトツのシーンが浮かんでくる程。この映画の最大の見所は、風景の美しさ、そして、それを画面に封じこめた撮影技術と言っても過言ではない気がします。絵ハガキ的美しさではなく、木や草、風の匂いがあたかも薫ってくるような臨場感があり、昼の乾いた感じや夜のちょっと湿った感じを体感出来るコトがただただ素晴らしく。
人工的光に遮られるコトのないテキサスの「夜の闇」は深く、月だけが2人を照らすロマンティックなひと時。もう、ウットリするほど入り込んでしまうシーンが満載です。何度観ても五臓六腑に染み渡る素晴らしい映像の数々。映画は映像を目に焼き付けて楽しむモノ・・そんな気分を心から得られる珠玉の名作ですね。

ヒロインのノーベリンを熱演するレニー・ゼルウィガーと綿密な時代考証とが相俟って、1930年代に生きた女性の姿を鮮やかに描き出しているのですが、それ以前にロバートを演じたビンセント・ドノフリオが素晴らしい。なかなか受け容れられにくい複雑で矛盾に満ちた人格を繊細に表現し、映画に深みを与えています。作品毎にイメージがガラリと変わる2人の若き名優が共演しているだけに、究極のラブストーリーと呼ぶに相応しい内容になっているコトは言うまでもありません。
原題の「The Whole Wide World」も然るコトながら、邦題のロマンチックなコト。映画の中のワンシーンにタイトルのヒントが隠されており、初めて観た時は感動の涙が止まりませんでした。

人々の心を解きほぐすような芸術を創るコトが出来るヒトというのは、まさしく「闇を照らす月」のような存在ではないか、そんな気がします。
映画TB : 0CM : 0
オレサマ節。HOMEヘロヘロ。

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