Cheap chic!~日々本能のまま~

「生活は簡素に理想は高く」をモットーに、毎日楽しく生きています。基本的に亀更新です。
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2009-03-18(Wed) 23:38:21
最近物凄く活字に飢えているカンジのする私です。

興味のあるコトが多く、日々あちこち気が散りまくっている中、活字と映画に関しては出来るだけ波を作らないよう気をつけていても、定期的に遠退く時期がある。

だいたいどんなコトにも深く狭くがモットーですからね(因みに今の最大の趣味は佐々木蔵之介)。

で、コレは良くないぞと思い、慌ててパーカーパイン辺りから読み返してみたり、
本屋の児童文学・文豪作品コーナーをウロチョロしてみたり、
「新潮オススメ100冊」をチェックしてみたり、
ラジバンダリ。←既に流行っていない兆しですが、何か。

そんな私の新たなターゲット。


開高健。


学生時代に図書館で、かの有名な「裸の王様」(芥川賞受賞作)をパラパラッとめくって、あ…ムリ!と思って以来、セカンドトライでございます。

だいたい、「裸の王様」というタイトルだけで勝手に面白そうと決め付けてしまった、若かりし頃の私が痛い。アレは社会人向けだと思う。

で、何故この時期に再び挑戦を思い立ったかと言うと、まあ、単に書店で目にしたからってのもあるんですが(えー)、昔何かの番組を観て(恐らく「知ってるつもり?」辺り)、コピーライターや編集者といった地味なプロセスを経て作家になり、華々しく芥川賞・川端賞を受賞したという彼の背景に興味を抱いていた(コトをふと思い出した)からでもあるんですね。

私も真の意味でオトナになったコトだし、そろそろ理解出来るだろうと思い、先ずは「夏の闇」から買ってきました。

しかしながら、開高健と言ったらベトナム戦争だよね程度の軽い知識。軽いノリ。果たしてこんな軽さで挑んで大丈夫か?大丈夫なわきゃないぜ自分、と分かっていつつの軽いテンションで読み始めたトコロ。

んーと。

んーとね。

面白いけど難しいです。なかなか入って行けない。

ベトナム戦争で信ずべき自己を見失った主人公が、“徒労、倦怠、焦躁、殺戮”という精神的混迷に喘ぎ、一筋の光を探し求め、絶望から立ち上がる様を描いた純文学でして、当時の現代人の“魂の地獄と救済”を象徴しているのだそうですが、なんせ、小説なのにルポルタージュのようで、めちゃめちゃ真に迫っているんだけど、まるで異次元の要素も感じられて、主人公である“私”目線に立てない。だから、テーマにいまいち共感しにくいという顛末。

このヒトってガッチガチの“思想家”なんですね。ポリシーの塊みたいな。

元編集者だけあって、使う言葉や表現はかなり豊かです。というより、言葉の乱舞といったトコロか。

あまりに躍動的で、単に字面を追うワケには行かない、そんなコトをしていたら気持ちが追い付かない、そう感じさせる程の生命力が文章全体に溢れている。

何だかスゴイぞ、開高健。

活字を読むのにはうってつけというカンジの文体です。けど、読破までが大変そうー。

美を重んじる谷崎派なワタクシですが、全く異なる分野に足を踏み入れたなーと実感。だから苦労をするであろうも、ただ、主人公の心的変化と時代背景に興味があるので、頑張って読み進めたいと思います。


次は、学生の時に図書館で途中まで読んだ「アリューシャン黙示録」というシリーズを買ってきます。

これは紀元前7000年前の歴史物語で、かなり面白い!

全部で7冊くらいあると思うんですが、結局2冊しか読めなかったので、今度こそ読破です。

歴史物が好きな人には特にオススメかな。
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